ブログを続けるコツ3選と書き方のテクニック

香川県高松市の司法書士 川井事務所です。

昨年、事務所のウェブサイトをリニューアルして今のスタイルでブログを書き始めて1年が経過しました。

ブログを書き続けるのは難しいと言われていますが、おかげさまでなんとか続いております。

今回はブログを続けるためのコツ、書き方のテクニックなどについてまとめてみました。

目次

続けるコツ①目的を決める

集客

士業のブログですので、集客のために書いているということになるでしょう。

開業してからというもの、小難しい法律などのルールをどうやったらわかりやすく伝えられるかというのはずっと悩みとしてあります。

一般の方に向けてのブログは基本的に会話形式でなるべく読みやすいものを心掛けています。

ブログのテーマとして相続など重いテーマを扱うこともあるため、人間同士の会話だと生々しい印象を持たれるかもしれないと考え、ゆるキャラを登場させました。

ゆるキャラが何を言っても深刻な感じにはならんだろうと。

今や、そのゆるキャラのグッズを作って自分で着ていることになるとは思ってもみませんでした。

あるいは、はじめからシナリオどおりなのかもしれない。

ブログを読んでご相談・ご依頼くださる方はいらっしゃいますので、集客にはつながっていると思います。

同業者への情報提供

過去に自分が悩み苦しんだ経験、レアケースなどの情報を同業者に提供するために書いています。

あるいはGoogleの検索順位が上位にきているサイトの情報が間違っていることに気づいたとき、あえて同じテーマを選んで書くこともあります。

続けるコツ②書く時間と習慣化

午前中に時間を決めて書いています。

よほど本業の仕事が忙しくない限り書くようにしています。

午前中としているのは、アウトプットには朝がいいとされているためです。

脳が元気な状態ですし、本業の仕事をやらないといけないという締切があるため集中して書くことができます。

逆に読書などのインプットは夜の方がいいといわれています。

時間の管理についてですが、開業してから本当に縛られるものがなくなってしまうため、下手すると時間がダラダラと過ぎていくだけの状態になってしまいます。

そのため1日の時間割をきっちりと決めています。

アウトプットの時間、人と会う時間、執務時間、インプットの時間など分けています。

勤務時代よりも規則正しい生活をしていると思います。

まるで村上春樹のように。

さて、そうはいっても、なかなか書けないなという日はあります。

それでも続けるためのコツは高い目標を設定しないということです。

具体的にいうと、私の場合は

1日1行書ければそれでいい

です。

この目標であれば本当に1行しか書けなかったとしても、いわゆる自己肯定感が下がることなく1日を過ごすことができます。

それに1行書いたら、ほぼ間違いなくその次も書けます。

こうして書くことが習慣になっていきます。

ところが、目標が高いとどうでしょうか?

たとえば、1日1記事を書くという目標。

もし書けなかった場合、目標を達成できなかったという自己嫌悪感が残ります。

嫌な気持ちが続くと段々書きたくなくなってくるというのが人情です。

続けるということを最も大事とするのであれば、高い目標を設定しないことをおすすめします。

なお、「やる気」というものは待っていれば湧いてくるものではありません。

先に行動があって脳の側坐核というものが活動しないとやる気はでないそうです。

とにかく最初の1行を書けるかどうかが、習慣にできるかどうかの大事なポイントです。

1行を書くための仕組みづくりを工夫することが必要です。

習慣化がうまくいかない方はこちらの書籍が参考になりますので読んでみることをおすすめします。

』佐々木典士(著)

続けるコツ③SNSで発信してみる

ブログを書いたらTwitterなどSNSで発信してみましょう。

けっこう反応があるものです。

やはり好意的な反応があると励みになります。

著名な同業の先生のブログに私の記事が取り上げられたときには、驚嘆しました。

書いてよかったという気持ちになります。

ただ、これはよく書けたという自己評価の高い記事に必ずしもいい反応がかえってくるとは限らないので過度の期待は禁物です。

最高傑作が書けたと思った記事が無反応だと心が折れそうになるのでこわいです。

書き方のテクニック

ありがたいことに、SNSなどでブログがわかりやすいという評価をいただいております。

特に士業の人というのは、長い文章を改行なしで画面ぎっしりに文字埋めがちの人が多いです。

私もそういうタイプでしたが、Web上に文章を書くにあたっては参考にしている書籍があります。

』松尾茂起(著)上野高史(イラスト)

Webで記事を書く仕事をされている方にはけっこう読まれているのではないでしょうか。

この本に書かれてあることをすべて実践できているかどうかは怪しいですが、なるべくWebライティングのしきたりに合わせて書くことを意識しています。

スマホで読まれている方も多いので、スマホ画面だとどう見えるかということも意識しています。

書き方の手順

どうでもいいかもしれませが、個人的には次にような流れで書いています。

STEP
A4サイズの裏紙に全体像を書く

まず、一度A4サイズの裏紙にブログのテーマや入れるべきキーワード、章ごとのタイトルなど記事の全体像を手書きで書き出します。
これが大事なポイントです。

STEP
ワードに下書き

手書きのプロットをもとにワードに文章を書いていきます。
図解についてはパワーポイントを使って作ります。

STEP
WordPress清書

ワードに下書きしたものを、最終的にWordPressにコピペしていきます。
このときにおかしな表現などに気づくことがあるので、さらに修正していきます。
図やリンクをいれていきます。

もはやこの書き方でなければ1行も書くことができず、いきなりワードに向かっても何も思い浮かんできません。

ということで、これからも書き続けていくつもりですので、今後ともよろしくお願いいたします。

参考書籍

『沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— アップデート・エディション』松尾茂起(著)上野高史(イラスト)|エムディエヌコーポレーション(MdN)

『ぼくたちは習慣で、できている。増補版 (ちくま文庫)』佐々木典士(著)|筑摩書房

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この記事を書いた人

愛媛県四国中央市出身
早稲田大学政治経済学部卒業

平成28年司法書士試験合格
平成29年から約3年間、東京都内司法書士法人に勤務
不動産登記や会社・法人登記の分野で幅広く実務経験を積む

令和2年から香川県高松市にて開業
地元四国で超高齢社会の到来による社会的課題への取組みや地方経済の発展のために尽力している

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